生活保護者のゴミ屋敷・片付け費用の受給条件と「自己負担ゼロ」にする6STEP
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2025.01.29
お役立ちコラム
生活保護者のゴミ屋敷・片付け費用の受給条件と「自己負担ゼロ」にする6STEP

いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
関西遺品整理サービスの代表・小笠原翼です。
あなたはもしかしたら、「生活保護者のゴミ屋敷を片づけたいが、できる限り、費用をかけたくない……」と思っているのではないでしょうか?
そんな方に向けて、本記事では「ゴミ屋敷清掃・片付けの専門家」である私が、
- 生活保護者のゴミ屋敷片付けの「費用補助」が受けられる2つの条件
- 自己負担額を最小限(≒ゼロ)でゴミ屋敷清掃・片付けを行うための6STEP
について解説します。
本記事で紹介するポイントを押さえれば、生活保護者のゴミ屋敷清掃でかかる費用を最小限(≒ゼロ)にできます。
「なるべく、自腹を切りたくない!」
「自己負担ゼロで、ゴミ屋敷をサッパリきれいにしたい」
という方は、本記事を読んで、生活保護者のゴミ屋敷清掃を進めてください。
それでは早速、見ていきましょう!
目次
- そもそも生活保護者の「ゴミ屋敷清掃」誰がやるの?
- ご家族
- ケースワーカー
- 大家さん
- 【必見】生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付け費用が支給される2つの条件!
- 条件1:生活保護者が「存命」であり、「施設への入所」に伴う清掃・片付けである
- 条件2:各自治体の定める条件を満たしている
- ご家族が「自己負担ゼロ円」で生活保護者の自宅の清掃・片付けを行う際の流れ6STEP
- STEP.1:ケースワーカーさんに相談のうえ介護施設への入居申請をする
- STEP.2:ゴミ屋敷清掃・片付け事業者に問い合わせる
- STEP.3:自治体から費用補助を受けるための申請書を取り寄せる
- STEP.4:3社の相見積を取り最安値の1社と契約をする
- STEP.5:事業者に片付けをしてもらう
- STEP.6:費用が振り込まれる
- 生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けの相場は「15~20万円」!
- まとめ
そもそも生活保護者の「ゴミ屋敷清掃」誰がやるの?
本記事をご覧になった方の中には、そもそも、誰が、生活保護者の「ゴミ屋敷清掃」をやるべきなのか?そもそも、自分がやらなければならないことなのか?がわからず、困っているのではないでしょうか。
生活保護者の場合、行政から手厚いサポートが受けられますから、そのような疑問を抱くのは、とても自然なことです。
先に結論を申し上げますと、生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けをやるべき人として、最も優先順位が高いのが「ご家族」です。
次いで「ケースワーカー」、そして「大家さん」となります。
【優先順位順・生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けをやるべき人】
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どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
ご家族
生活保護者が、自力で片付けを行えないが、このままでは衛生的に悪く、健康被害が出そうだということがあると思います。そういった場合には、ご家族が清掃・片付けを行うのが基本となります。
ご自宅の片付けをする場合と同じく、不要なゴミを「可燃ごみ」「不燃ごみ」「小さな金属類」などに分類し、ゴミの日に出して処分します。粗大ごみについては、市町村が定める「粗大ごみ処分手数料」を支払って、不用品を処分します(生活保護者の場合、市町村によっては減免措置があります)。
「ゴミが多すぎて、家族だけでは、手に負えない!」という場合には、「片付け事業者」に、自己負担で依頼するのが原則となります。
しかし、一定の条件を満たすことで、市町村から、清掃・片付けに関する費用が補助されるケースがあります。
どのようなケースで、補助されるのかは「2.【必見】生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付け費用が支給される2つの条件!」で解説しますので、チェックしてみてください。
ケースワーカー
生活保護者のお近くにご家族がいなかったり、ご家族のサポートが受けられない場合が少なくありません。そういった際には、ケースワーカーが、生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けを進める窓口となります。
ケースワーカーとは、生活保護者の支援計画を作成したり、関係機関と連携しながら、生活保護者の自立を支援する公務員のことです。
生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けについて、当社にもよく寄せられていますが、ケースワーカーさんからのお問い合わせが、ご家族に次いで多いですね。
大家さん
生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けを行う窓口として、ご家族、ケースワーカーさんに次いで多いのが「大家さん」です。問い合わせのシチュエーションとしては、生活保護者が「孤独死」をしており、なおかつ「ご家族(=法定相続人)」や「連帯保証人」の協力が得られないようなときです。
このようなときには、大家さんが片付けをするほかありません。
家族や連帯保証人が片付けを行ってくれない場合、新しい入居者を入れられず、家賃収入が得られない期間が伸びて損をするばかりです。ですから、一刻も早く片付けをするのがベターです。
なかには、「生活保護者の自宅なんだから、行政の支援が受けられるんじゃないの?」
「ケースワーカーに相談できるんじゃないの?」と思った方もいると思います。
しかし、とても残念なことですが、支援は受けられません。生活保護者への支援は、存命の場合に限られており、死亡した時点で、支援が打ち切られてしまうからです。
家族や連帯保証人の協力が得られない場合には、とても歯がゆいと思いますが、大家さんの「自己負担」となる可能性が高いことを知っておきましょう。
【必見】生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付け費用が支給される2つの条件!
「1.そもそも生活保護者の『ゴミ屋敷清掃』誰がやるの?」でお伝えした通り、生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付け費用は、いくつかの条件を満たすことで補助が受けられます。
支給の条件は、次のいずれかを満たすことです。
【生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付け費用が支給される2つの条件】
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生活保護者のご家族の方は、条件を満たしているのか確認してみてください。
条件1:生活保護者が「存命」であり、「施設への入所」に伴う清掃・片付けである
生活保護受給者が「存命(=生きている)」であり、なおかつ、生活保護者が「認知症」や「体の衰弱」などにより、自力での生活が困難になった場合、介護福祉施設に入所することになります。
そのような場合、所定の手続きを行えば、ゴミ屋敷清掃・片付けに関する費用の補助が受けられます。そして、ご家族の「自己負担」をゼロにできます。
そのため、「生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けをしたい!」という場合には、ご存命のうちに、なおかつ、介護施設等に入居するタイミングで行ってください。
既にお伝えしましたが、生活保護受給者であっても、死亡している場合には「ゴミ屋敷清掃・片付け」や「遺品整理」などの費用は、自治体からの支援が得られません。タイミングを逃さず、行政からの支援を受けて片付けを完了させましょう。
条件2:各自治体の定める条件を満たしている
原則としては「条件1」に該当しない場合、自己負担となります。
例えば、生活保護受給者が「存命」であったとしても、引っ越しに伴うゴミ屋敷清掃・片付け・家財処分については、原則として費用補助が受けられません。
ご自身もしくはご家族がゴミを分類し、ゴミの日に出したり、粗大ごみの「処分手数料」を支払って、片付ける必要があります(自治体によっては、処分手数料が減免されていることがあります)。
手に負えない場合には、ゴミ屋敷清掃・片付けを行う事業者に、自己負担で依頼することになります。しかし、実は、自治体によっては「特別ルール」を設けている場合があります。
例えば、次に該当するケースについて「家財処分料」が支給されることがあります。
【ゴミ屋敷清掃・片付け費用の補助が受けられる可能性があるケース】
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特別ルールが設けられているかについては、自治体によって異なります。
詳しくは、市町村に、電話などで問い合わせてみましょう!
ご家族が「自己負担ゼロ円」で生活保護者の自宅の清掃・片付けを行う際の流れ6STEP
これまでの記事を読んで、
- 生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けは誰が行うのか?
- ゴミ屋敷清掃・片付けの費用補助が受けられる条件
について、理解が深まったのではないでしょうか?
その上で、あなたが知りたいのは「手に負えないゴミ屋敷清掃・片付けを進める流れ」ではないでしょうか?
そこで本章では、身寄りに生活保護者がいらっしゃるご家族のために、「自己負担ゼロ」で片付けを完了させる流れを「6STEP」で解説します。
【生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けでやるべきこと6STEP】
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本章は「何をどの手順で進めれば、費用負担をゼロにできるのか」がわかる、大変お得な情報です。
なお、自己負担をゼロにできるのは「2.【必見】生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付け費用が支給される2つの条件!」でご説明した通り、生活保護者が「存命」であり、「施設への入所」に伴う清掃・片付けであるという前提条件がある場合です。
実際、生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けについては、このシチュエーションでのお問い合わせが最多です。
そのため、このケースに沿って、詳しく説明していきます。
一つずつ、見ていきましょう。
STEP.1:ケースワーカーさんに相談のうえ介護施設への入居申請をする
生活保護者が自力での生活が困難になった場合、介護施設への入居申請を行いましょう。
大阪府の場合、以下のページに申請書類等が掲載されています。大阪府にお住まいの方は、参考にしてみてください。
大阪府「生活保護法指定介護機関の申請等について」
必要な手続きは、ケースワーカーさんと連携しながら行えば、滞りなく進められるはずです。
STEP.2:ゴミ屋敷清掃・片付け事業者に問い合わせる
介護施設の入居申請と並行して、ゴミ屋敷清掃・片付け業者に、問い合わせを行い、下見の日程を確定させましょう。自治体による費用補助を受けたい場合、3社による相見積を取る必要があります。
そして、自治体の決まりで、最も費用が安い事業者に依頼することになります。もちろん、当社へのお問い合わせも大歓迎です。
当社にお問い合わせいただければ、残り2社の事業者もまとめてご紹介可能です。
「3社も探すのは面倒だ!」という方は、お気軽にお問い合わせください。
STEP.3:自治体から費用補助を受けるための申請書を取り寄せる
費用負担をゼロにするための申請書を自治体から取り寄せてください。電話で問い合わせを行ったところ、大阪市の場合、ホームページ上には申請書類の準備がなく、ケースワーカーさん経由での取り寄せとなることを確認しています。
そのため、自己負担をゼロにしたい場合には、ケースワーカーに問い合わせてみてください。
STEP.4:3社の相見積を取り最安値の1社と契約をする
3社の事業者による下見が完了し、見積書が出そろったら、最安値の事業者と契約を結びます。最安値の事業者と契約を結ぶのは、自治体の取り決めだからです。
事業者に依頼する際には「安かろう、悪かろう」な事業者に相見積を取らないようにしましょう。家族や生活保護者にとって大切なもの・必要なものでも、許可なく捨てられてしまう可能性があるからです。
誠実で優良な事業者に相見積を取ることを心がけてください。優良事業者に依頼したい方は「ゴミ屋敷清掃・片付けでの「優良業者」の選び方~費用相場・安くする方法・注意点を解説~」をチェックしてみてください。
STEP.5:事業者に片付けをしてもらう
事業者の確定後、指定日に、片付け作業が行われます。
生活保護者の住宅の間取りは「1K」が基本となっているため、3時間~8時間程度で完了することが多いです。
STEP.6:費用が振り込まれる
作業完了後、作業費用は、ゴミ屋敷清掃・片付け事業者の口座に直接振り込まれます。もしくは、ご家族の口座に振り込まれた後、ご家族から事業者に振り込む必要がある場合もあります。
以上6STEPに沿えば、ご家族の「自己負担ゼロ」で、生活保護者の自宅のゴミ屋敷清掃・片付けができます。
お部屋をキレイに片づけて、心のモヤモヤをスッキリさせましょう!
私たち、関西遺品整理サービスも「生活保護者のゴミ屋敷清掃」の実績が豊富です。
とりわけ、皆様に知っていただきたいのは、2017年の事業スタート以来、6年連続で、遺品整理士認定協会が認める「優良事業所」として表彰されており、作業品質には絶対の自信があることです(2025年現在)。
さらに、家具・家電に限らず、場合によってはスプーン1本から「買取値引き」を行っているため、相見積が発生した場合の受注率は90%以上となっています。
「安いところに頼みたいけど、信頼できる事業者がいい!」そんな方は、関西遺品整理サービスまでお問い合わせください。
生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けの相場は「15~20万円」!
続く本章では、「大家さん」に向けて、お得な情報をお伝えしたいと思います。
2章でお伝えした通り、大家さんが生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けの窓口となるケースは「孤独死」であることがほとんどであり、大家さんの自己負担になってしまいます。そのため、大家さんにとって気になるのは「ゴミ屋敷清掃・片付けの費用相場」だと思います。
ゴミの量によって大きく異なるため、一概には言えませんが、大前提として、生活保護者の部屋の間取りは「1K」であることがほとんどです。そのうえ、相場としては「15~20万円程度」かかるのが通常です。
しかし、関西遺品整理サービスでは、状況によりけりですが「5万円~10万円」でお請けしたケースがあります。
それは前章でお伝えした通り「買取値引き」を行っているからです。
過去には、家電類や雑貨食器類の買取により「作業総額=1万円」となったケースもあります。
「作業品質は大事。でも価格も同じくらい重視したい!」という大家さんは、当社にお任せください。お力になれる自信があります。
まとめ
本記事では、生活保護者のゴミ屋敷・片付け費用を「自己負担ゼロ」で完了させる方法について解説しました。ここで、ご家族が「自己負担ゼロ」でゴミ屋敷・片づけを完了させるための6STEPを振り返りましょう。
【生活保護者のゴミ屋敷清掃・片付けでやるべきこと6STEP】
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本記事がお役に立てましたら、これ以上に嬉しいことはありません。
関西で
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